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未定なブログ 割りばしが脳に刺さり男児死亡訴訟で、両親の賠償請求2審も退け…両親「血も涙もない判決」、医師「自信取り戻せた」
【裁判】 割りばしが脳に刺さり男児死亡訴訟で、両親の賠償請求2審も退け…両親「血も涙もない」、医師「自信取り戻せた」★2 まめのぐ 第二幕
「割りばし死亡訴訟、2審も訴え退ける」 News i - TBSの動画ニュースサイトWeb魚拓

 東京・杉並区で喉に割り箸が刺さり死亡した男の子の両親が、「診察が不十分だった」などとして、病院側に損害賠償を求めた裁判の控訴審で、東京高裁は1審判決を支持し、両親の訴えを退けました。

 杉野隼三ちゃん(当時4)は、10年前、東京・杉並区の盆踊りの会場で転倒し、くわえていた割りばしの一部が脳に刺ささった状態で病院の診察を受けましたが、医師は割りばしの破片を見つける事は出来ず、化膿止めを塗っただけで帰宅させ、隼三ちゃんは翌日に死亡しました。

 隼三ちゃんの両親は「不十分な診察で死亡させた」などとして、病院側と担当医師を相手取り、およそ9000万円を求める民事訴訟を起こしましたが、1審の東京地裁は訴えを退け、両親が控訴していました。

 15日の判決で東京高裁は、「割りばしによる頭蓋内の損傷を予見することは不可能で、注意義務違反があったとはいえない」として、1審判決を支持し、両親の訴えを退けました。

 判決後、両親は「血も涙もない判決で、ただただ無念でなりません」「10年間の闘いが、何らかの意味で日本の医療にとって意義があったと認めて頂ける時が来るよう努力したい」とコメント。

 すでに刑事事件で無罪判決が確定している医師は、「(医師としての)自信を取り戻すことができました。亡くなった隼三君のご冥福を心よりお祈り申し上げます」とコメントしています。両親は上告しない方針で、これで割りばし事故の一連の裁判が終結することになります(15日15:50)


10年前に起こった悲しい事件でした。

    ◇   ◇   ◇

教師である母親が教え子達を引率するためお祭りに出掛け、その母と一緒にお祭り会場を訪れた杉野隼三ちゃん(当時4歳)は、母親が本来の引率に向かい隼三ちゃんから目を離している間に綿アメを食べ歩きした状態で転倒し、綿アメの割り箸が突いてしまいました。
母親は事故現場を一切目撃しておらず、ノドを突いた割り箸自体を見ておらず、当然折れた様子も知りません。
実はこの時、ノドの傷の奥に深々と割り箸が刺さり、頭蓋底を超えて小脳まで達していたのです。
割り箸は先が折れて7cm程が脳に刺さっていますが、外観上は小さな傷が残っているのみ。
ここできちんと割り箸の残り部分の様子を確認していれば、脳内に破片が残っている可能性を医師に伝える事が出来たかもしれません。
しかし割り箸の残り部分の確認は全く行われませんでした。

その夜に隼三ちゃんは東京都三鷹市の杏林大学医学部付属病院高度救命救急センターに救急搬送されました。
救急隊の記録では『意識清明 バイタルサイン正常範囲内,嘔吐あり,顔面蒼白無し 沈痛な表情』とされています。

診療に応じた耳鼻咽喉科医師の『どうしましたか?』との問いに母親は『転んでわりばしでのどをつきました。』とだけ伝えました。
割り箸の残り部分の状況、割り箸が脳に突き刺さっている可能性などは医師には一切伝えられませんでした。
診察中の隼三ちゃんの様子は目を開けたりうなずいたりしており、看護師のエプロンのひもをしっかりと握っていたようです。看護師が抱きかかえようとすると、隼三ちゃんはそれに応じ、手を広げダッコをせがむ姿勢をとっていたそうです。
診察カルテに記された隼三ちゃんの意識レベルは『I-2』、『特に刺激しなくても開眼し覚醒しているが、場所や時間などが正確に返答できない状態』です。
医師は隼三ちゃんのノドを診察し、5×7ミリ程度の既に血が止まりカサブタ状になった小さな傷の処置をして帰宅させました。
事故から15時間後の翌朝、隼三ちゃんは死亡。

    ◇   ◇   ◇

隼三ちゃんのご冥福をお祈りします。


原告側は、診察時の隼三ちゃんの様子を『ぐったりとし、昏睡状態の様だと感じた』とし、カルテに記された意識状態は『改竄ないし書き足しではないか』と主張していました。
しかし事故直後の様子や救急搬送記録からもカルテの記載は矛盾したものではなく、現時点で『改竄や書き足し』を疑う矛盾した記録はありません。

患者が『意識があり覚醒している』状態で、小さな傷しか確認出来ない状態で、医師が『脳内に割り箸が突き刺さっている』との判断を強いるのはどう考えても酷でしょう。
これで『するべき事をしなかった』『不作為』と扱われ医師の責任を問うならば正に『血も涙も無い判決』です。

『折れた割り箸は、後に警察の捜査で園庭の土の中から発見されている』と某ジャーナリストの本には記載されましたが、これは事実と異なっており割り箸の残り部分は発見されていません。
当然発見されていないのですから裁判で提出される事もありませんでした。
刺さった割り箸を抜いた人物も特定されていません。


今でこそ『割りばし事故』と呼んでいますが、当時は『割りばし事件』とされ、最初から何の根拠も無く診察した医師が加害者であるかのような報道をマスコミは繰り返していました。
マスコミによる過剰でヒステリックな医療叩きでしたが、当時はまだ『TV等の報道が嘘を付く訳が無い』という考え方が大多数で報道を皆鵜呑みにし、客観的に見れば『頭蓋内損傷の予見は不可能』なものが『無能な医者が殺した』かのような世論を作りあげてしまいました。
そのマスコミと世論が警察・検察への圧力となり、さらにマスコミは医師を不起訴にすれば『無能の人殺し医者を不当に擁護するのか』と無責任に批判し続けました。
後にこうしたマスコミによる『医療叩きキャンペーン』が『医療崩壊』を引き起こす原因になり、治療を受ける側である患者の首を締めるとも知らずに…

小さな子供が割り箸を咥えたままでは転倒し、こうした事故も起こる可能性は予見出来、保護者がきちんと見守る義務があります。
そうした保護者による管理責任は一切問われず、マスコミの批判は診察した医師に集中しました。
それどころか遺族までTVの前に引っ張り出してヒステリックな『医療叩きキャンペーン』はより勢いを増しました。


この一連の報道や訴訟が医師に大きな波紋を呼び、訴訟リスクの高まりに不安を感じた病院・医師の小児科廃業や撤退が相次ぎ、小児科医の『医療崩壊』を引き起こしました。
『これで訴えられて殺人鬼呼ばわりされ多額の金銭を要求されてしまうならば診察は続けられない』と医師や病院が判断するのは妥当な判断であり止むをえない話です。

マスコミの無責任で客観性に欠けたヒステリックな一連の『医療叩きキャンペーン』と、この10年間の争いが引き起こした小児科医『医療崩壊』で、一体何人の他の子供に皺寄せが行き、結果何人の子供の笑顔を奪ったのかは想像したくもありません。
『医師=悪』の論調で全てが医師の責任であるかのように誘導し、医療崩壊を引き起こした主犯であるマスコミは、この責任をどう取るつもりなのでしょう?

全てに万全を尽くした治療を行う事は高額な治療費に直結します。些細な怪我にあらゆる検査を行ったとして、治療後に高額な治療費を請求されて困るのは患者自身です。
軽く頭を打っただけで医師数人体制で徹底的な検査を繰り返しされて結果は『異常なし』、その後に目の飛び出るような高額な金額を請求されたとして貴方は素直に納得しますか?
私はそんなのは御免です。

病院側にとって状況判断材料に乏しい救急患者の受け入れは、リスクでしかなくなってしまいました。
患者の生命安全を第一に考えて無理に受け入れても、万が一トラブルが起こったらマスコミに一斉に叩かれるのですから。
完璧に治して当たり前、不幸にも患者が亡くなってしまえば有無を言わさずマスコミによる無責任なバッシングで殺人鬼呼ばわりされ、さらに訴訟されるのでは、誰も無理をしてまで救急患者を受け入れたがらなくなって当然です。

医療過誤に対して患者側に立ってくれたのはマスコミでした。その事には感謝しています。しかし今は明らかにやりすぎなのです。
医者にばかり責任を押し付け完璧さを求め、結果、医療崩壊を生み出しても正義面して攻撃の手をさらに加速させる。
マスコミにミスリードされた患者達とその家族は常に医者に対し不信の目を向け、些細な事や事実無根の言い掛かりレベルで騒ぎ立て、低モラルなエセ人権弁護士も絡んですぐ訴訟。
これでは医者も逃げ出します。

医師の治療を受けたからといって確実に回復する訳ではないのです。
漫画やゲームの世界ではないのですから、治療行為には当然限界があるのです。
『医者に診てもらえば絶対元気に回復する。効果が出なかった・死んだら全て医者のせいだ』などという愚かな考えは捨てるべきです。
医師は魔法使いではないのです。

無責任なマスコミに踊らされずに冷静な判断をする必要があります。
踊らされた結果、医師の不在で苦しむのは患者側である私たちです。
無責任に叩き続けたマスコミはその時に責任などとってはくれません。


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コメント
この記事へのコメント
  1. 名前:名無しさん #- | 2009/04/23(木) 04:38 | URL[ 編集]
    亡くなった子供には同情します。
    しかし両親が医者のせいにした時点で両親には全く同情できません。

  2. 名前:名無しさん #- | 2009/04/23(木) 04:53 | URL[ 編集]
    「血も涙もない判決」ねえ・・・
    この両親は、他人には厳しいな。
    その厳しさで見つめ直せば自分が間違ってることもすぐにわかるのに。
    訴えられた医者は災難だったね。ご苦労様でした。

  3. 名前:名無しさん #- | 2009/04/23(木) 06:23 | URL[ 編集]
    医者のせいで子供が死んだと煽ったマスゴミとコメンテーターは死んで詫びろ

  4. 名前:名無しさん #- | 2009/04/23(木) 06:24 | URL[ 編集]
    血も涙も無い判決が出なくて良かった。
    子供を守れる最大の人間は第一に親。
    その責任を医者に丸投げに出来るような判決が出ていれば、同じような死に方をする子供が増えていただろう……金の為に故意に殺されるような子供が。

  5. 名前:ナコ #- | 2009/04/23(木) 15:41 | URL[ 編集]
    この事故の報道は覚えてますが
    たしかに医者が一方的に悪いかのような伝え方でしたね。
    そのおかげで私も
    医者が悪いんだとまんまとミスリードされてしまいました。

    子供が不幸な事故で亡くなると
    なにかと他人のせいにしようとする親がいますね。

    子供に対して一番責任を負うべきはやはり両親でしょう。
    このご両親には判決を真正面から受け止めてもらって
    もう他人のせいにするのはやめてほしいですね。
    まあ判決後のコメントを見る限りそれも無理そうですけど・・

  6. 名前:名無しさん #- | 2009/04/23(木) 15:58 | URL[ 編集]
    マジでマスコミは天秤傾ける事しか考えて無い。だからゴミと言われるんだよ。

  7. 名前:名無しさん #Vp.6ECXg | 2009/04/24(金) 19:58 | URL[ 編集]
    血も涙もないのは自分の責任を他人に擦り付けようとしている両親だ。

  8. 名前:tokumeikibou #- | 2010/01/26(火) 18:33 | URL[ 編集]
    前に妊婦がたらいまわしにされて死亡した事件があったでしょう?

    あれも、たとえば一般の高齢者が同じく病院に断られた末亡くなったとしても、あそこまでマスコミは騒がなかったと思う。

    確かに妊婦は二人分の命を預かってるわけですが、マスコミは妊婦を強調し、まるで他の高齢者などがたらい回しにされてもそれは別に関係ないと言ってるみたいに取れた。

    で、マスコミはこぞって病院を批判したが、病院にとっては、従来その妊婦が通っていた病院からの紹介状もない、カルテもない。そんな状態で下手に診察し、死亡されて訴えられたらたまらない。拒否する病院を一概に責めるのはフェアでないー。と何かの本に書いてあった。正論だと思った。

    現に、結局無罪になったけど、帝王切開の対応のせいで妊婦が死亡したと訴えられた医者がいたしね。

    マスコミは死亡したのが子供や妊婦というだけで、どうしてこんなに大きく取り上げるの?死の重さに価値の差つけないで。「病院の対応がもう少し違えば誰誰(身内など)は助かったのではないか」と悔しい思いをしている人なんて、いくらでもいるよ。

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